「まだ落ち込んでるのか」



「お前には解るまい。
　仲間に距離を置かれるせつなさを」



「じゃあ俺が、ニックネームをつけてやろう」



「本当か？！」



「『サっちゃん』」
「良いな！」



「（…良いのか） 『サガっち』 『サガりん』」
「うむ。親しみやすい」



「こういうのもあるぞ。『兄貴』 『兄さん』 『あんちゃん』」
「呼んでくれるか！弟よ！！」



「それに 二つ名ならあるだろう。
『神のような男』 『慟哭三人組』」
「…懐かしいな」



「『マッパ教皇』」



「誰が『マッパ』だ！！」



「ちゃんと着ているではないか！穿いてないだけだ！！」
「オイ……現在進行形なのか？！」