
ゴミの分別
萌えるゴミ |
「また随分 溜め込んだな」
「お前が帰って来ないからだ」

「いい加減 ゴミの分別くらい覚えろ。
双児宮は延べ人数が多いのだから こまめに捨てないと」
「延べ人数とはどういう意味だ?」

「しかし捨てるべき物なのかどうか 判断出来ないのだ。
記載された情報は なるべく覚えるようにしているのだが…」
「そんな無駄な事してたのか」

「こういった紙袋の類も
(いつか必要になるのでは)と思い 踏ん切りがつかない」
「気持ちは解るが捨てろ」

「おい、ビンとカンが一緒になっているぞ」
「どちらも酒だろう?」
「容器の原材料で分別しろ。あと キャップは外せ」

「これは修理すれば まだ使えるな」
「ゴミではないのか」
「ああ」

(難解過ぎる…)

「では問題 。
『教典とトイレットペーパは同じゴミである。
○か?×か?』」

「×だ!!」

「ハズレ。どちらも 『紙ゴミ』 だ」
「何と言う理不尽…!」
「原材料で分別しろと言ったよな」

「だが理解したぞ。カノン」
「そうか」

「我々は双子であるから原材料が同じ。つまり――」

「同じゴミだ!!」
「間違ってはいないが… その結論で満足か?」
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