「よし 捕らえた！」
「取り合えず拘束しよう」





「しかしどこから… 結界に穴でもあったか？」



「見ろ」



「卵だ」



「もしかしてコイツの？」



「危険を冒してまで進入したのだ。理由は其れしかあるまい」



「逃がしてやるか」







「親の愛か。見た目で判断してはいかんな」



「産まれるぞ」







「……確か蝙蝠は 哺乳類であったな」
「騙された！！」