
怪談
秋の夜長に百物語 |


「――――では、最後の話だ。
これは雑兵に聞いたのだが――――」

「……」

「男はゆっくりと 振り向いて――――」

『み〜た〜な〜〜!』
「!!!」

(フッ。。。決まったv)

「…カノン」

「出た―!!っていうか、
増えた―――!!!」

「どうしたカノン。まだ一撃もくれてないというのに」
「殴る気か?殴りに出てきたのか?!」

「恐怖で人の心を弄ぶ邪悪の輩には 『私』の手で制裁を…」
「怖いなら怖いと言え!自分で!!」

「朝の光を浴びると 『私』は消滅してしまう。
その前に やらねばならないことが…」

「な、何だ?」

『 風呂だ!! 』

(ああ…やっぱりサガだ)
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